2012.2.14
読み聞かせボランティアのみなさんに感謝!! ~今年度最後~
ボランティア(マシュマロ)の方による絵本の読み聞かせが、本日各学年で行われました。今回は、年中さん(にじぐみ)での様子を紹介します。
絵本の読み手は、結成15周年間近な「マシュマロ」の代表…弦木さん。
一冊目は、せなけいこ/作/絵の『おひさまとおつきさまのけんか』。ある日、けんかをしたおひさまと、おつきさま。ふたりの仲はどんどんわるくなり・・・。戦争について、ストレートに問いかける絵本。
二冊目は、ミラ・ギンズバーグ/文 ホセ・アルエゴ/絵 エアリアン・デューイ/絵 山口文生/訳の『ひつじがこおりですべったとさ』。1頭のヒツジが、氷で足を滑らせました。ヒツジは氷にたずねました。「氷くん、氷くん、きみ、ぼくをすべらせたね。きみって強いの?」。すると、氷はこたえました。「わたしが一番強ければ、どうしてお日様に溶けるのさ」。そこで、ヒツジは出かけていって、お日様にたずねました。「お日さん、お日さん、世界で一番強いのはあなたですか?」。すると、お日様はこたえました。「わしが一番強ければ、どうして雲がわしをかくすのかね」そこで、ヒツジは雲にたずねました──。わが国の「ネズミの嫁入り」によく似た、強い相手を次つぎと訪ねてまわるお話です。このあとヒツジは、雨、大地、草、と訪ねていきます。話のオチも「ネズミの嫁入り」と一緒。
読み手の絶妙な語り口に、子どもたちはあっという間に絵本の世界に。ちょっとレベルの高い内容にもかかわらず。