めざす子どもの姿
保育の目標
個々の子どもの持つ【よさ】を見いだし、それを最大限伸ばす保育につとめる。
どの子も、あの晴天のように澄みきった純な心と、「なんだろう」「どうして」といった旺盛な知的好奇心・探究欲求を持って通園してきます。そして家庭という生活環境から、園舎という広い空間の中で、どの友達からも先生からも、自分を認めてほしいとの願いをもって、小さな胸を大きく広げ、よくなろうと努力しているのです。 ですから、こうした子どもの「よくなろう」としている「よさ菌」をめざとく見いだし、それをゆっくり時間をかけて、意図的・計画的に「培養」し、将来の社会にとって有為な人材になるよう、その素地を育成するのが幼稚園の使命だと受けとめるのです。
教師の基本的な姿勢
子ども自身の自発性を大切にした保育活動をすすめる。
幼児期になり、自分の身体を自由にコントロールできるようになると、子どもは、色々なところに行ったり、色々なものを自在につくりたいという欲求が強まります。 こうした自発的な欲求が生じたときに、それを実現するための適切な環境や機会を与えれば、どの子も自分なりに工夫をこらして活動を生み出します。そして、夢中になって自分の満足いくまで取り組もうと頑張るようになるのです。 こうした自発的な活動が積み重ねられると、子どもなりに自信を持って他の生活に関連した行動にも自分の力で取り組もうとする意欲を高め、自発性が強固になるのです。 認め、励ます教師の援助が前提条件です。
応答的な教育環境を設定するよう努める。
子ども自身の自発性が発揮されるだけでは、発達を十分に促すことができるとは限りません。このように、いくら自分から働きかけても、働きかけられた対象から何ら反応が返ってこないのでは、子どもの「知りたい」「やってみたい」という気持ちは、それ以上高まることはありません。その子の発達段階に即した環境のあり様が大変大事になってきます。 活動の場に、子どもの求めに応じて反応する物的なものや人的なもの、社会的なもの、時間・空間などの「応答的な環境」が用意されるよう配慮することが要請されます。
相互に育ちあうことを大切にした保育活動をすすめる。
子どもたちの生活のしかたや遊び方は、年齢が進むにつれて友達とのかかわりが強くなってきます。ところが、今まで様々な価値観の影響を受けて育ってきた子どもたちが、園舎という大きな空間で一緒に生活をするのですから、自我の発達とともに価値葛藤が生じるようになります。 保育活動に当たっては、このような子どもの発達段階にあわせて、時には自分の思いを我慢することや、相手の考えに合わせることなどの学習を展開して、お互いの考え方を尊重することや、みんなで共通のものを大事にしなければならないことなど、協調性を育てる教師の援助が必要です。
園の特色
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楽しい英会話体験
英語の正しい音声感覚を身につける動機付けとして、アメリカ人講師による楽しい英会話の基礎を体験させ、小学校の英語活動につなげます。
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美味しい週5回の完全給食
幼児期は、特に「食育」が大切。専任の管理栄養士のアドバイスを受けたメニューによる、週5回の完全給食を実施しています。
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充実した園外保育
園児の知的好奇心を育てるために、月に2回程度、園バスで近くの公園や河原などに出かけ、自然の移り変わりや公共物を大切にする心を育てます。
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感動の収穫体験
真っ赤なイチゴ、大きなジャガイモ、赤くて美味しいリンゴなどを季節ごとに自分の手で収穫し、食べ物や農家の人に感謝する気持ちを育てます。
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絵本の読み聞かせ
月に一度来てくれる読み聞かせボランティアの支援を得ながら、「絵本の読み聞かせ」を積極的に進め、園児一人一人に「本を読むこと」の楽しさや素晴らしさを体感させ、読書意欲を高めるととに情操を豊かにします。
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幼児体育
月に数回、幼児体育専門の先生が、年中長の園児に体を動かす楽しさを教えてくれています。
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小学校教育との連携
小学校入学前の学習として、年長児のクラスではひらがなワークで基礎的な学習を行っています。
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未就園児教室の開設
プレスクールとして「ゆたかくらぶ」を午前中、専任の教諭を充てて開設しています。お母さんと一緒に集団生活を体験できます。
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ピアノ教室
保育終了後、課外クラブ(ピアノ教室)があります。個人レッスンで、3月にはコンサートホールを会場に発表会があります。専任のピアノ講師が有料で指導します。
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課外クラブ(英語教室)開設
保育終了後、課外クラブ(英語教室)があります。アメリカ人の講師が有料で指導(グループレッスン)します。
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人気の預かり保育
お子様の教育の一助として、園児の預かり保育を行っています。通常の保育日には、降園後から午後6時30分までとし、夏休み・冬休み・春休みの長期休業日は朝の7時30分から午後6時30分まで開設しています。