2016.10.11
北私幼教育研究大会 道南ブロック大会でした
8日 土曜日は,第59回北海道私立幼稚園教育研究大会の道南ブロック大会が本園を会場に(他に市内外5園)行われました。市内や渡島・檜山はもちろん胆振や日高,遠くは青森からも100人を超える参加者が集まりました。
午前は,年中さんと年長さんの保育を公開しました。メインテーマは『みんなのたのしいまち』です。子どもたちは,4月からこの日のために知恵と工夫を出し合って,準備をしてきました。年中のみんなは,函館ならではのお店を開き,参会者やお客さん役の友だちを楽しませようと考えました。
にじぐみさんは『ラッキーピエロ』です。一生懸命に作ってきたハンバーガーやポテト,ジュースなどを,元気よく売っていました。帽子やユニフォームにも工夫があふれていましたよ。
ほしぐみさんは『ハセガワストア』です。なんと箱を利用して作った鉄板でやきそばを焼いたり,炭火風の台でやきとりも焼いていましたよ。串から落ちないようにするのが自慢の工夫だったようです。焼きとり弁当は,一瞬,本物かと思う出来でしたね。
年長さんは,新函館北斗駅や朝市を見学したことをもとに,楽しいことを計画しました。
かぜぐみさんは『新幹線』をお部屋からお遊戯室まで走らせました。1両編成が2台でフル稼働していました。中でも参会者を驚かせたのが,自動改札機でした。絶妙な勾配により,入れたチケットが滑って前の箱に入り,改札の小ドアを通ってチケットをとる,というシステムにはびっくりでした。
そらぐみさんは教室に海を作り,大きな『つりぶね』を浮かべて,お客さんに釣りを楽しんでもらいました。大きな魚・小さな魚(名前は?)やイカ,カニなどがたくさん釣れて,みな喜んでいましたね。手製の釣りざおもなかなかでした。
11時に園児が帰り,公開した保育について研究協議がありました。子どもたちの発想の豊かさやそれを支えている先生方の姿勢や取り組みに多くの賞賛の声が寄せられました。これまでの苦労が吹き飛んだ瞬間でしたね。
午後からは『幼稚園と小学校の連携』について,講師の先生のお話を聞き,附属函館幼稚園の事例発表を聞いて,グループで討議を深めました。
園児も先生も,とても充実した1日だったと思います。特に子どもたちは活動中も終わった後も,はじけるような笑顔が消えることはなく,「楽しかった!」「お客さんに見てもらってよかった!」「いろんなお客さんが一緒に遊んでくれてうれしかった!」と口々に話していました。
これまでがんばってきた先生方,いろいろなヒントをくれた補助の先生方,環境整備や清掃に力を尽くしてくれたバスの先生,そして,当日,駐車係と接待係でで活躍してくれた園友会の阿部さんご夫婦,中川さん,斎藤さん,ご苦労さまでした。本当にありがとうございました。